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ウィルスタジオのスタッフ兵庫県芦屋市山手町にある注目のスポット「ヨドコウ迎賓館」についてご紹介しています。
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「近代建築の三大巨匠」として有名なフランク・ロイド・ライト氏が設計した個人住宅。そう、こちらの建物は灘の造り酒屋・櫻正宗の八代目当主山邑(やまむら)太左衛門の別邸として建てられました。個人宅とは思えません…。
建てられたのは1924年(大正13年)。ライトが設計した日本国内の建築物の中で、完全な形で現存する唯一の作品だそうです!
竣工から23年後の1947年(昭和22年)に株式会社淀川製鋼所が社長公邸として(!)購入。1974年(昭和49年)には、大正時代以降の建造物として初めて、かつRC造の建築物としても初めて国の重要文化財に指定されています。
現在のような「ヨドコウ迎賓館」として、一般公開され始めたのは1989年(平成元年)から。
こちらはエントランス。中央に鎮座しているのは、大谷石で造られた水盤。その左側にある扉が玄関です。建物の大きさの割に、とてもささやかな玄関。まるで茶室の入り口(にじり口)のようだと評されています。
2階にある応接室。左右対称のデザインと、大きな窓が特徴です。大きな窓の下には、造付けの長椅子が設置されており、ゆっくりと景色を楽しめるように設計されています。また、正面にあるのは暖炉。この迎賓館には暖炉が合計4箇所もあるそうです。
3階西側にある廊下。細長いですが、圧迫感を感じないのは、足元まで伸びた窓のおかげ。この角度からはわかりにくいですが、窓には四角を組み合わせて造られた飾り銅板がはめ込まれており、夕方には光と影が印象的な空間となります。
最上階・4階の食堂。ピラミッド型の天井になっています。また小さな三角形は「窓」。この窓は天井の四方をぐるりと取り囲んでいます。 直線的な装飾が荘厳な雰囲気を醸し出し、どことなく教会のよう…。
こちらは2階の屋上バルコニーから、3階方向をみたところ。中央にある階段で3階屋上バルコニーへ行くことができます。階段前には天井の低いアーチが。これは、狭い空間を抜けたその先の広い空間を強調するための演出だと言われています。
芦屋市内を一望する高台に立地しています。こちらは山手の眺望。眼前に流れるのは芦屋川です。もちろん海側も絶景です。
GOAL
所在:芦屋市山芦屋町13−3
阪急芦屋川駅から北東方向へ徒歩8分、高台のある美術館。故山口吉郎兵衛収集の古美術類を展示しており、陶芸教室が併設されています。建物は山口吉郎兵衛氏の元住宅で、安井武雄氏のよる設計。関西モダニズム建築20選やひょうごの近代住宅100選にも選定されています。(2020.07.17時点)
所在:芦屋市東芦屋町20-3
芦屋神社は、阪急芦屋川駅から徒歩12分ほどの高台の閑静な住宅地にあります。芦屋神社旧芦屋村の氏神として知られ、村の相談ごとはこの場所で行われていました。境内には7世紀の古墳が残されているほか、芦屋川の上流に祀られていた水神社が移されています。駅から続く参道は厳しい坂道ですが、歩行者専用の道もあり、お散歩コースにも最適です。(駅との高低差は約50m)(2020.07.17時点)
所在:芦屋市西山町
『芦屋山手サンモール商店街』は、阪急「芦屋川」駅の北側、東西にのびる商店街。「高級住宅街」のイメージではなく、古き良きあたたかいイメージの芦屋に触れることができます。老舗の店舗の他に、雑貨屋やカフェ、レストラン、話題のパン屋さんなどが並びとても魅力的。普段は静かな商店街ですが、不定期でイベントが催されています。写真は「のきしたマーケット」というイベント開催時のものです。(2020.07.16時点)
「ヨドコウ迎賓館」周辺の売出し物件 更新日: 2024.12.22
更新日: 2024.12.22「ヨドコウ迎賓館」の周辺の暮らしの事例