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ウィルのスタッフ
デザイン・コンサルティング
ウィルスタジオのスタッフ夫妻にとってベストな物件は、散歩しながら見つけました。
付き合い始めて一年後には妻の実家に挨拶に行って、その帰りの道中で「新居はどうする?」って話になり、そのままその足で閉店間際のウィルさんに駆け込んで新居の相談をしたんです。今思えば、迷惑な客ですよね(笑)
結婚を考え始めたころから物件情報はチェックしていて主人のお店がある逆瀬川駅近辺をよく散歩しながら、二人にとっての理想の住まいをイメージしていました。これはかなりお勧めです。実際に歩いた感じや街の空気感ってとっても大事だと思うんです。やっぱり同じ駅周辺、距離でもエリアによって全く雰囲気が違いますよね。
そう、そんな散歩中に今の自宅マンションを見つけたんです。外観が綺麗じゃない1,000万円前半の物件もたくさんある中で、ここはきちんと手入れもされてるようだったし、何よりオレンジの屋根の色が宝塚大劇場みたいな感じで気に入りました。妻は神戸に通勤するので駅から徒歩圏内であること、僕の勤務先である店にも歩いて行けることを条件に探してましたから、エリアも物件もかなり絞られてましたけどね。
ウィルに決めた理由
社員の皆さんには店をよく利用してもらっていて、家探しのことや、実際に家を買ってリフォームをされた社員の方の話を聞いていたことが大きかったですね。散歩と物件のポータルサイトで目星をつけていた物件がウィルさんでも買えると分かり、いつもお世話になってるウィルさんを迷わず選びました。
土地から買って一軒家を建てるとなると、広さや予算を考えるとどうしても駅から離れたエリアになってしまってバスに乗らなきゃいけないですし、駅近でリフォームせずに住める物件となると髙すぎて到底買えませんでした。
担当してくれた営業マンは入って2年目の若い方でしたが一生懸命「理想の住まい」を実現できる方法を示してくれて、その第一歩でもある物件購入の際の価格交渉もかなり頑張ってくれました。物件を予定より安く購入できたおかげでリフォームに予算を回すこともできたので、彼にお願いしてなかったら今の家は実現してないなって思います。
古いマンション、不安はなかったですか?
国交省の資料や専門家の見解では、マンションはメンテナンスが行き届いていれば100年以上建物を維持できると言われてますし、担当の方も丁寧に説明してくれました。大規模修繕工事がちゃんと実施されていれば安心だし、災害に遭ったとしても火災保険で対応できるから大丈夫だと思っていました。
購入前はただ漠然と「不安」という気持ちが大きかったですが、主人とよく話をして不安材料を一つずつクリアにしていきました。中でも水道管の老朽化や、耐震性についてかなり不安はありました。その分、スケルトンにしてフルリノベーションを選択しましたし、地域のハザードマップを見て購入予定物件が自分たちにとって安心して住める物件かどうかの判断をしました。災害の全くない場所なんてないですからね。
家族が増えて狭くなったら、人に貸すこともできるだろうし、もちろん売却もできますよね。自分たちの資産として考えると今後の活用の方法は住み続ける以外もあると思ってます。購入したら一生涯ここに住む!って考えなければそこまで不安にはならなかったですね。
リフォームのこと
物件を購入する段階からリフォーム担当のIさんが入ってくれたのも心強かったです。エアコンを設置できるかどうか、とかお風呂を広くできるかなど希望のリフォームが叶うか不安だったので、購入前に二度、Iさんと購入予定の物件を見に行きました。
早く一緒に住みたいというのもあって、かなり急いでもらいました。7月に物件を決めて、9月に決済、10月に着工して、年末に引っ越しというハードスケジュールでした。リフォームの打ち合わせは、ほぼ妻に任せきりでした。
そうなんです。ショールームも何回かは付き合ってくれましたが、打ち合わせはほぼ私一人。せっかくリフォームするなら、普通にきれいにするだけとか、賃貸マンションみたいにはしたくなかったので細部にこだわりました。例えば、玄関ホールからリビングに入る所の見切りとかまでまで。Iさんにたくさんアドバイスやアイディアをいただいてありがたかったです。
はい。僕はその辺、どうでも良かったというか、妻が好きなようにしてくれるのがいいと思っていたので。ただ、このキッチン部分だけは希望を出しました。お酒を並べて、ちょっとお店っぽくしたかったので。高さとか、天板の厚みとか仕様は一緒にきめました。
2人の好みを合わせるのは難しかったですね。 あとはリフォーム担当者の方の好みもあるので、そこに頼りきってしまわないようにすることも大事だなと思いました。選び疲れてくると、つい「じゃあ、それで!」って言ってしまいがちですが、一度、Iさんの都合で一人でタイルのショールームに行くことがあったんです。その時、選んだのが、この家の中で私が一番気に入っているこのタイルです。このタイル、絶対にIさんなら選ばないと思うんですよね。彼は無骨な感じが好きだから、自分の感覚を信じました(笑)。結果、大正解!!
家具も十二十家具さんでえらびましたよ。全体のコーディネートを合わせることができて良かったです。空間の統一感って大事ですよね。照明器具やトイレットペーパーフォルダー、タオル掛けなどは全て妻がネットで調べて購入してくれましたが、こちらも空間に溶け込んでいて気に入っています。
キッチンカウンターの脇には、お酒を陳列。お気に入りの場所です。
「選んで大正解!」の、キッチンカウンターのタイル
実際に住んでみて
住みやすいし、自分たちで決めた家!という感覚!です。狭いのではないかなと思っていたお風呂もロング浴槽を入れることができて快適です。
細かいところまで決めたので、そんな所こそ可愛く見えます!お風呂を広くすると洗面室が狭くなるからどうしよう?洗面室の圧迫感をなくすために、洗濯機スペースと洗面スペースの隔壁を低くするとか考えたところもとっても良かったです。
えっ、そうなんや。知らんかった!!確かに・・・。
ちょっと残念だったのは、洗面室の照明のスイッチです。思っていた調色スイッチと違っていて、確認不足だったなと思っています。
住み始めて一番気に入っているのは、このグラスハンガーをつけたキッチンカウンター周りです。当初イメージしていた通りで大満足です。
私はこのタイルです。迷いに迷った末に、全体のトーンに合わせたブルー系ではなくオレンジ系にして、一枚一枚のタイルの並び順も自分で決めて職人さんにお願いしたんです。思いや時間をかけただけ愛おしいですよ。
冷蔵庫もぴったりでしょ。冷蔵庫のサイズに合わせてスペースをつくってもらいました。サイズもですが色も空間にマッチしてて気持ちいい。スペースに物を合わせるのではなく、置きたい物にスペースを合わせることができる良さを実感しています。
これから家を買う人へ
買ったらそこにずっと住むという考えだけでなく、住んで売るという考えも持っていたらいいと思います。30年先まで住むことを見越して買うというのは、僕にとってはちょっとしんどい考えです。安く物件を買ってリフォームすることは非常に楽しかったです。新築マンションを買ったら4,000万位するのを、「中古×リフォーム」だと2,000万円台で自分たちにカスタマイズしたものができる。こだわりたい人はとことんこだわったほうがいいと思う。妻任せなところが多かったけれど、それでも愛着が湧きます。
いろんなところにこだわって、ネットで検索しまくって、何度もショールームに行きました。検索すればするほど、ショールームへ行けば行くほど次々とやりたい事や選択肢が出てくるので、余計に迷ってしまった気もします。それでもリフォームをやって良かったです。
ショールームを見て打ち合わせをして、またショールームに行くと楽しいし、新しい発見がありました。でも、早くしないと製品が変わってしまったりして・・・(苦笑)
正解があるわけではないから際限なく悩んでしまって、めちゃくちゃしんどかったです。でも、しんどい思いをしてでも自分で決めて、こうして出来上がってみると頑張ってよかったなと思えます。それに、大事に綺麗に使いたいなという思いも湧いてきます。
主人の宝塚歌劇好きはすごいんです!DVDもいっぱい揃えてあって、びっくりするぐらい熱心なファンで意外でしょ?そんな主人と出会ったのは1回目の緊急事態宣言明け、初対面の時から意気投合して…。