エスポア社口（9階 南向き）

担当者のコメント

『エスポア社口』は、地下鉄「上社駅」から北西方向へ徒歩10分、『名古屋市名東区社口2丁目』にある総戸数65戸の中規模マンションです。周辺は第一種・第二種住居地域内の店舗や事務所などが混在する住宅地です。東側を名二環名古屋亀山線、国道302号環状2号線が走っています。近い場所に『上社西部第二公園』などの小さな公園が点在。北東側へ少し歩くと『明徳公園』があり、自然を感じながら大型遊具で遊んだり、池で魚釣りを楽しむことができます。この辺りは昭和61年に換地処分が告示された猪子石と昭和59年に換地処分が告示された上社の土地区画整理区域内にあり、地勢は丘陵地で、標高は約50m。道幅6m前後の道路が多く、街路は整っています。生垣や庭木のある家はあまり見られず、町中の緑は少なめ。名古屋第二環状自動車道の上社ICと上社南ICが近く、車での移動にたいへん便利です。地下鉄「上社駅」からの道のりは上り坂で、駅との高低差は約21m。洪水浸水想定区域・土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域の指定はありません。敷地は所有権。建物は逆梁ハイサッシュ工法・アウトポール設計のSRC造13階建てで、施工は竹中工務店。エントランスにオートロックと宅配ボックス、棟内（敷地内）に集会室付き。敷地内駐車場は65台（戸数に対する割合100%）で、屋外平面式・自走式立体です。なおペットの飼育が可能です（諸条件あり）。
この物件は9階部分の南向き。日当たり・通風・眺望良好です。間取りは専有面積77.57平米の3LDK。LDK約18.0帖、連窓サッシで開放的な横長リビングのプラン。バルコニー面積は12.48平米です。洗面室はゆったりと身支度が出来るよう空間が広くとられています。付帯設備は食器洗浄機、洗浄便座、シャンプードレッサー、追焚機能、TV付きインターホンなど…。2023年11月にリフォーム実施。現況は空き部屋。また、敷地内駐車場に空きがあり、月額使用料は10,000円です（2024年6月時点）。【リフォーム内容：クロス張替え、フローリング張替え、クッションフロア張替え、網戸張替え、キッチン交換（食洗機付き）、洗面化粧台交換、トイレ交換（温水洗浄機能付き）、ユニットバス交換、給湯器交換、ハウスクリーニングなど。】
保育施設・学校は『かるがもハウス』・『名古屋市立猪高幼稚園』徒歩6分、『猪高小学校』徒歩11分、『猪高中学校』徒歩7分。最寄りのスーパーは『コープあいち　コープ上社店』徒歩8分。その他『すぎやま病院』が徒歩4分、『名東区休日急病診療所』と『名東図書館』が徒歩6分の場所にあります。

担当者

岡本 大介（おかもと だいすけ） 宅地建物取引士

不動産用語

アウトポール設計

アウトポール設計とは、柱が室内に張り出さないように、バルコニー側や共用廊下側に柱を出した設計のことです。室内がスッキリして見た目がよくなる、家具が配置しやすい、隣のバルコニーとの間に柱があるためプライバシーが確保しやすい、などのメリットがあります。

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域のことで、「イエローゾーン」とも呼ばれています。土砂災害の危険性があると思われる区域の基礎調査を行い、災害によって住民の生命または身体に危害が生ずるおそれがあると認められると土砂災害警戒区域に指定され、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設利用者のための警戒態勢」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」など土砂災害による被害を予想するとともに警戒避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。

第一種住居地域

第一種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つで、住居の環境を保護するための地域です。3000平方メートルまでの店舗や飲食店、ホテル、スポーツ施設、50平方メートル以下の工場などを建てることができます。第一種住居地域に指定された区域には住宅や商業施設、工場などが混在しています。住居地域であるため大規模な店舗や事務所などの建築を制限していますが、住居専用地域ではないので日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。

第二種住居地域

第二種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つです。住居環境を保護することを目的としつつ、住宅だけでなく、10,000平方メートルまでの大規模な店舗や遊戯施設なども建てることができます。第一種住居地域とは異なり、カラオケボックスやパチンコ店などを建てることが可能な地域となっています。第二種住居地域は住居専用地域ではないため、日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。