四観音住宅（3階 南西向き）

担当者のコメント

『四観音住宅』は、地下鉄「覚王山駅」から北方向へ徒歩12分、『名古屋市千種区田代町字四観音道西』にある総戸数80戸の中規模・団地型のマンションです。周辺は第二種中高層住居専用地域内の店舗や事務所が点在する住宅地です。すぐ東側に、この辺りのランドマークとも言える『東山給水塔』があります。西方向に向かって『なごみの散歩道』と『すいどうみち緑道』、北方向に向かって『水の歴史プロムナード』が伸びており、お散歩コースにピッタリです。地勢は丘陵地で、標高は約40m。道幅5m前後の道路が多く、街路はやや入り組んでいます。生け垣や庭木のある邸宅が多く立ち並び、町中の緑は多め。約2kmの距離に名古屋高速2号東山線の四谷の出入口があります。地下鉄「覚王山駅」からの道のりにアップダウンがあり、駅との高低差は約6m。洪水浸水想定区域・土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域の指定はありません。敷地は所有権。建物は雁行設計のRC造5階建てで、エレベーターは無し。棟内（敷地内）に集会所付き。敷地内駐車場は屋外平面式です。なおペットの飼育は不可です。
この物件は3階部分の南西向きで日当たり良好です。間取りは専有面積62.77平米の2DK。玄関からすぐLDKにアクセスし、LDKから個室に出入りするプラン。室内廊下部分が少なく、居室スペースを広く確保できるメリットがあります。洋室は出入口が2か所あるため、間仕切りの増設で2部屋に分けることも可能（別途工事費用要）。バルコニー面積は7.38平米です。現況は空き部屋です。
保育施設・学校は『しんぽ保育園』徒歩4分、『高見小学校』徒歩8分、『若水中学校』徒歩11分。最寄りのスーパーは『プロムナード高見』徒歩6分。その他『覺王山日泰寺』が徒歩7分、『愛知学院大学歯学部付属病院』が徒歩14分、『加藤病院』が徒歩15分の場所にあります。

担当者

平田 悠希子（ひらた ゆきこ） 宅地建物取引士

不動産用語

雁行設計

雁行設計とは、マンションの設計方法のひとつで、各住戸をななめにずらして配置する設計のこと。建物を上から見た際に、雁が群れで飛ぶときの隊列の形に似ていることからこう呼ばれています。見る角度や時間帯によって表情が変わる、個性的でおしゃれな雰囲気の外観が魅力。また多くの住戸が角部屋に近い構造となるため、各住戸の独立性が高く、採光や通風に優れています。ただし、窓やバルコニーの配置によっては、隣の住戸が見えやすくなったり、隣の住戸が出っ張っていることで日陰が生まれることもあるため注意が必要です。

第二種中高層住居専用地域

第二種中高層住居専用地域とは、中高層住宅の良好な住環境を守るための地域です。マンションや住居、病院、大学のほか、1500平方メートルまでの店舗や事務所、ガソリンスタンド、オフィスビルなどを建てることができます。マンションを中心とした中高層住宅に日常生活に必要な利便施設が混在する地域です。利便施設が混在していますが、住むことを目的としているため、日当たりや日影など一定の条件が設けられています。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域で、「イエローゾーン」とも呼ばれます。土砂災害の危険があると見込まれる場所を基礎調査し、災害時に住民の生命や身体に危害が及ぶ恐れがあると判断された場合に指定されます。指定されると、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設での警戒態勢の整備」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」などが行われ、災害発生時の警戒・避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。