名古屋市南区上浜町 土地（1号地）

担当者のコメント

この物件はJR東海道本線「大高駅」から徒歩14分、『名古屋市南区上浜町』にある建築条件のない土地です。
周辺は第一種住居地域と工業地域に指定された工場や倉庫、店舗などが混在する住宅地です。南側を天白川が流れ、西側を国道23号線と名古屋高速3号大高線が走っています。近い場所に比較的規模の大きな『千鳥公園』『上浜南公園』『鳴尾公園』などの公園が点在しています。地勢は平坦で、標高は約1m。この辺りは昭和48年に換地処分が告示された本鳴尾の土地区画整理区域内にあり、幅員6m前後の道路が多く、街路は整っています。町中の緑は少なめ。名古屋高速3号大高線の星崎の出入口が近く、車での移動に便利です。
敷地面積は約35坪。北西付け道路。現況は古家付きのため、再建築の際には建物の取り壊しが必要です。
教育施設は『ほしざき保育園』徒歩5分、『正和幼稚園』徒歩14分、『星崎小学校』徒歩12分、『本城中学校』徒歩38分。最寄りのスーパーは『ヤマダイ　笠寺店』約2.9km。その他『天白川』が徒歩2分、『大江川緑地』が徒歩19分の距離にあります。

担当者

芝池 智也（しばいけ ともや） 宅地建物取引士

不動産用語

古家付き

古家付きの土地とは、敷地上に古い建物が残っている売り土地のことです。売買の際、買主は建物も含めて土地を買い受けることになります。その為、建物を建築する際は、古家を取り壊す必要があり解体費用がかかります。解体費用の目安は木造の場合で、一坪当り4万円〜6万円。鉄筋コンクリート造の場合で、7万円〜9万円。例えば建物面積が30坪の木造住宅を解体する費用は、おおよそ120万円〜180万円となります。なお物件により解体費用は異なり、建物以外にも建築の障害になるものがあれば、撤去が必要になりますので、事前に見積もりを取られることをおススメします。

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

第一種住居地域

第一種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つで、住居の環境を保護するための地域です。3000平方メートルまでの店舗や飲食店、ホテル、スポーツ施設、50平方メートル以下の工場などを建てることができます。第一種住居地域に指定された区域には住宅や商業施設、工場などが混在しています。住居地域であるため大規模な店舗や事務所などの建築を制限していますが、住居専用地域ではないので日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。

工業地域

工業地域とは、都市計画法による用途地域の一つで、主に工業の利便性を考慮して指定された用途地域のことです。住居と工場が混在している地域ですが、工業地域においては住居よりも工場が優先されるため、どのような工場でも建設することが可能となっています。工業地域の周辺は準工業地域であることが多い点や、工場の跡地にはマンションが建設されることが多い点が特徴です。