プレシアスシティ・ザ・シーズンズC棟（11階 南向き）

担当者のコメント

『プレシアスシティ・ザ・シーズンズ』は、リニモ「杁ヶ池公園駅」から南西方向へ徒歩11分、『長久手市蟹原』にある総戸数411戸の大規模マンションです。周辺は第一種住居地域内の工場や倉庫、店舗などが立ち並ぶ住宅地です。南側を東名高速道路が走っており、近くに『杁ヶ池公園』と『猪高緑地』があり、気軽に自然に触れることができます。また『杁ヶ池公園』の園内には、スポーツ施設が併設されています。地勢は丘陵地で、標高は約70m。昭和47年～平成12年に施行された長湫西部の土地区画整理区域内にあり、道幅6m前後の道路が多く、街路は整っています。生け垣や庭木のある家、緑地が点在し、町中の緑はやや多め。東名高速道路の名古屋インターチェンジが近く、車での移動に便利です（やや車の音あり）。リニモ「杁ヶ池公園駅」からの道のりにアップダウンあり。洪水浸水想定区域・土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域の指定はありません。全4棟構成で、このC棟は敷地南側の棟。敷地は所有権。建物は免震工法・中空ボイドスラブ工法のRC造15階建てで、施工は矢作建設工業です。床スラブ厚は250〜300mm、戸境壁は180mm。エントランスにオートロックと宅配ボックス、棟内（敷地内）に車寄せ、コミュニティルーム、キッズルーム、パーティルーム、スパハウス（温浴棟）、シアタールーム、ゲストルーム、フィットネスルーム、ペットグルーミングルーム、ナチュラルフォレスト（保存林）、シーズンズガーデン、グラスパーク（芝生広場）、太陽光発電、風力発電、雨水リサイクル、洗車スペース付き。敷地内駐車場は535台（戸数に対する割合130%）で、自走式立体です（来客用駐車場12台あり）。なおペットの飼育が可能です（2匹、諸条件あり）。
この物件は上層階・11階部分の南向き。採光・通風・眺望良好です。間取りは専有面積108.48平米の4LDK。玄関と部屋の窓が共用廊下に直接面していない、プライバシー性の高いプラン。洗面室は通り抜け可能な構造。キッチンと洗濯の動線が短く、バルコニーにはスロップシンクが付いています。付帯設備は食器洗浄機、浄水器、シャンプードレッサー、床暖房、TV付きインターホン、24時間換気システム、スロップシンクなど…。現況は居住中です。また、敷地内駐車場の継承が可能で、月額使用料は5,500円です（2025年3月時点）。
保育施設・学校は『愛知たいよう幼稚園』徒歩4分、『市が洞小学校』徒歩11分、『南中学校』徒歩15分。最寄りのスーパーは『カネスエ　長久手店』徒歩8分。その他『杁ヶ池公園』が徒歩4分、『杁ケ池体育館』が徒歩5分、『猪高緑地』が徒歩10分の場所にあります。

担当者

仁垣 穂乃香（にがき ほのか） 宅地建物取引士

不動産用語

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

第一種住居地域

第一種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つで、住居の環境を保護するための地域です。3000平方メートルまでの店舗や飲食店、ホテル、スポーツ施設、50平方メートル以下の工場などを建てることができます。第一種住居地域に指定された区域には住宅や商業施設、工場などが混在しています。住居地域であるため大規模な店舗や事務所などの建築を制限していますが、住居専用地域ではないので日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。

床スラブ厚

床スラブ厚とは、鉄筋コンクリート構造のマンションの床と屋根のことを指す「スラブ」のうち、床の厚みのことを指します。床に衝撃が加わることによって音が振動として伝わるため、遮音性を高めるために重要な役割を担っています。一般的な床スラブ厚は150～200ミリメートルとされており、この値が大きいほど遮音性に優れたマンションと言えます。

戸境壁

戸境壁とは、マンションやアパートなどの集合住宅において隣の住戸との境を仕切る壁のことです。防火の観点から耐火構造・準耐火構造・準防火構造・防火構造のいずれかにしなければいけないことが定められています。また、防音においても重要な役割を担っています。戸境壁はクロスの貼り方によって大きく分けられており、コンクリート壁に直接クロスを貼る「クロス直貼り」と、コンクリート壁にボードを貼り、その上にクロスを貼る「二重壁」の2つがあります。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域で、「イエローゾーン」とも呼ばれます。土砂災害の危険があると見込まれる場所を基礎調査し、災害時に住民の生命や身体に危害が及ぶ恐れがあると判断された場合に指定されます。指定されると、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設での警戒態勢の整備」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」などが行われ、災害発生時の警戒・避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。